カバー   いつもたのしい ISBN4-900656-33-X
     
  作=ワイルズ一美 【タテ】 30.4cm
    【ヨコ】 21.7cm
    【本体価格】 1400円
  日本図書館協会選定図書
厚生労働省社会保障審議会推薦
   
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はじめの家族は、両親と弟、犬、ネコ、ニワトリ。家は、山の中にあって、すぐそばには、蛍がすむ川もあるし、少し歩けば日本海にも出られるという、抜群の環境にある。「子供の仕事は遊ぶこと」をモットーに、いつでも、どこでも、どんなことでも遊んでしまう。学校だって、当然、遊びの場にしてしまう。大人たちは、だいじょうぶって、心配してくれるけど、はじめなりに考えて行動しているから、まかせておいてほしい。とにかく、春も、夏も、秋も、冬も、一年中いつもいつも、遊んでいたいと思っている。 ページサンプル
◇作者から◇
この絵本は、一(はじめ)が小学校3・4年、弟の絵文(えぶん)が幼稚園の頃の日々の言動を、メモしたりスケッチしたなかからまとめました。タイトルは、一が書いた「春はたのしい花よりだんご」で始まる詩の題からもらいました。タイトル文字は、絵文が初めて習字で書いたものです。
昔ながらの地域社会の残る土地で、自然と友だちと動物たちに囲まれて、毎日真っ黒になって遊び「いつも楽しい」という詩が書ける小学校生活をおくれるなんて、なんて幸せなことでしょう。この本が出版される頃には、一は中学生になっているはずです。キラキラした子ども時代の一コマを息子たちに覚えていてほしくて、また、日本の普通の田舎の美しさを多くの人に知ってほしくて、一筆一筆心を込めて描きました。

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