2014年7月の新刊

 
海へいこうよ

海へいこうよ 文=黒澤 絵美
絵=かべや ふよう
本体価格1500円
寄せては返す波、潮の香り、青い空と白い雲、懐かしい海の思い出
いま、自分の目で見ることができなくなった海の色、空の色。
でも、思い出のポケットには、
子どもの頃に見た海が確かに存在している
中途失明の作家が、音声読み上げパソコンで書きつづった、
記憶の中の海
画家は、作家の心の風景に、
自分の思いを重ねながら描きました

仲良し姉妹タミとアキ。お母さんがお使いにいったあとは、ふたりだけで思いっきり遊べる時間。
最初は、家中を駆け回って、世界冒険の旅。一休みしているとき、急に海へ行きたくなる。タミが思いついたのは、ここを海にしてしまう、という突拍子もないアイデア。そして、青色のクレヨンで描いた、ふたりだけの海で、泳いだり、遊んだり・・・。

◆黒澤 絵美◆
茨城県龍ケ崎市生まれ。京都成安女子短期大学(現・成安造形大学)卒業。デザイン事務所勤務後、イラストレーターとして独立。20代の初めに視力が低下しだし、やがて失明する。鍼灸学校で学び、国家資格を取得、鍼灸院開業。
文筆活動のほか、長唄三味線など多方面の趣味を楽しんでいる。2010年、ニューヨークシティマラソンに参加し完走。2011年2月、東京マラソンを走る。以後、香港、台北等、海外を含め各地のマラソンに参加し楽しんでいる。
小説『仙人のお守り』で長塚節文学賞優秀賞受賞。著書に、『母が鼻歌まじりに』(高遠書房)がある。
◆かべや ふよう◆
愛知県豊川市生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。会社員を経て95年よりフリーのデザイナーとして活躍。2000年にミラノで結成された「カミッラのおともだち基金」の子供図書館作りに賛同、活動に協力している。起伏に富む子どもの感情と、それにつれて変化する子どもの表情をたくみに表現している。
作品に『だったらいいな』(ボローニャ国際絵本原画展入賞)、『ちょっとそこまで』(アスラン書房)、『どんぐりどらや』(佼成出版社)、『一ねんせいになったら』(ポプラ社)などがある。




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