そばだんご

	<<心の絵本>>
		そばだんご	ISBN4-900656-75-5

		文= いしだ　としこ	【タテ】	20cm
		絵= みやじま　ともみ	【ヨコ】	21.5cm
			【本体価格】	760円


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「そばだんごは　うまいぞ」というネズミの口車にのってイタチは、せっせと働き始めた。種まき、水やり、草取り・・・、やがて花が咲き、実がついた。
刈り取って、干して、ようやく食べられると喜んだイタチ。ところが、ソバは、すっかり消えてしまった。がっかりして帰るイタチの耳に、とびこんできたのは、「そばだんご　うまかった」と歌う、ネズミたちの声。
イタチは、くさーい、仕返しをしたということだ。

◇作者から◇
子どもたちと「そばだんご」の手遊びをしているうちに、生まれた話です。保育園の小さな聞き手や、語り手たちとともに、長い時間をかけて出来上がっていきました。いたちも窓からのぞいていましたよ。
このお話は、『豆つぶころり』収録の『ねずみといたち』を絵本化するにあたり、改題・改訂しました。

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